RubyWorld Conference 2022 開催趣意書

一昨年、昨年とオンライン開催されたこのRubyWorld Conferenceですが、14回目となる今年はひさしぶりに松江の会場で皆さんにお会いできそうです。ただ、このご時世での移動に抵抗がある人も多そうですし、ネットワーク越しにオンライン参加もできるハイブリッド開催を計画しています。ただ、この趣意書を書いている段階で島根県での陽性者数は無視できる状況ではなく、余談は許せません。開催時点での状況は予想不可能で、現代におけるイベント開催の難しさを日々感じています。

イベントの難しさと言えば、このカンファレンスを含めてコロナ禍での開催は出席者同士の交流の困難さが増しており、スタッフ一同、カンファレンスの価値を最大化するべく知恵を絞っているところです。

しかし、一方でRubyの進歩は継続中です。新しもの好きの集まるインターネットで話題になることは減ってしまったかもしれませんが、数多くの企業がRubyを使ってサービスを提供し、実際に使っている人からの喜びの声は増大の一方です。Rubyは決して「死んで」いないのです。

今年は、Rubyを使った世界最大級のサービスを提供する企業 Shopify から、Ruby改善チームの一員であり、古くからRubyコミュニュティに貢献してこられた Aaron Patterson さんを基調講演者として招待しました。Shopifyチームによる近年の貢献はRubyの進歩をドライブしています。基調講演では、彼と Shopify チームの成果についても解説してくださると期待しています。

Rubyのエコシステムを俯瞰する本カンファレンスでは、Rubyコミュニティが未来にどのように立ち向かっているかを感じられる発表を見ることができると思います。未来が来るのをただ待っているだけではなく、自ら作り出そうとするRubyコミュニティの活動をご覧ください。そして、私たちと一緒に未来を作ろうではありませんか。

RubyWorld Conference 開催実行委員会
委員長 まつもと ゆきひろ